感動の一品〜チェンマイ

29.NOV−3.DEC

本当に何でも安く美味しいものが食べられるのはチェンマイの大きな魅力。高級店じゃなくてもどこでも肉も野菜も魚もみんなちゃんと「味」がする。写真はフレッシュのクミン(ウコン)をたっぷり使ったサラダ、”ヤム・サモーンプライ”。これを食べにチェンマイへ来た!といってもいいくらい。クミンの生のものって生まれて初めて食べました。生姜の千切りのように見えるけど味は全く異なるもの。さっぱりシャキシャキしてて全然辛くない。後味に少し苦味を感じるのがクセになりそう。クミンはすなわちウコンですから肝機能によく働きかけ、抗酸化作用もアリ。レモングラス、ナッツ、赤たまねぎ、白ゴマ、パクチーと、とにかく生の新鮮なたっぷりハーブをレモン汁で和えてある。この店は過去にこのサラダで全国優勝したお店。ビニールの椅子とテーブルだけのおしゃれでもなんでもない「食べるため」のレストラン。そこがまた良いのです。



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トム・セーップ。豚の内臓のスープ。体にしみわたる優しい味。トムヤンクンほど激しくない、辛さも酸味もほんのりしててスープに豚さんのだしがしっかり出てる。私は臓物系、大好き!だけど、これは苦手派も納得のおいしさだと思う。新鮮だから全く臭みがない。でも臓物を食べるというより、これはスープをしっかり楽しみたい感じ。このお店で食べたクミンのサラダとこのスープの感動は、生涯舌が忘れないと思う。
チェンマイ満腹食堂の筆者の永田玄サンはこの店でこれを食べて、「やっぱり本を書こう」と決めたそう。チェンマイに対する愛情と食に対する熱意のこもった、お勧めの本です。
タイ料理ほど辛甘酸苦がうまく調和している料理って他にあるだろうか。食べてるそばから体が喜ぶのが感じられるから心も気持ちいい。




朝はできるだけ早く起きる。朝は六時半ごろから明るく結構寒い、15度くらい。朝もやの中、お気に入りのお粥の屋台で鳥粥を食べそのまま散歩し市場へ。これは毎週開く金曜市場。野菜がメイン。根っこに土の付いた見るからに元気な野菜たちばかり。うらやましい。

素敵なマダムを発見!パシンと呼ばれる伝統的な腰巻。黄色いシャツとしっくり合って、美しい。その人の生活の中に根付いた美しさってすごく惹かれます。
やっぱり織った布っていいなあ。こんな撮りかたしちゃって、まるでストーカーのような私(笑)。









【FOOD】ジョーグ・チャエー お粥屋台。電話なし。ジョーグとはお粥のこと。ナイトバザールの向かいにお粥屋台が二軒あるけど、たくさん椅子を出して賞状がペタペタ貼ってるほうの店。トーストやコーヒーもある。いつもお粥食べてから甘いコーヒーを飲みます。お粥とコーヒーで50バーツ(約150円強)。

ペッド・ドーイ・ガーン  053−204−517チェンマイへ行くことがあったら、是非!いろいろ行きましたがここは感動!何を食べても一品50バーツくらいから。日本の10分の1の値段!本当に何でも安く美味しいものが食べられるのはチェンマイの大きな魅力。肉も野菜も魚もみんなちゃんと「味」がする。旧市街からトゥクトゥクで15分。super highway沿いにあります。詳細はチェンマイ満腹食堂(ネコパブリッシング出版)見てね。こぶ牛のステーキとガイ・ムアン・ヌン(地鶏のスパイス蒸)も最高らしい。