一年の終わりに

     

大掃除をしました。
身の回りのものを、結構思い切って処分したら気分もすっきり。
引き出しの中は常に30%は余裕の空間を残しておくのが理想。
開け閉めの度に中のものが引っかかるのはちょっとイラっときますから(笑)。
昔、カバンひとつが自分の全てっていう、友人がいました。
彼は読書家だったけど、その好きな本すら”所有しない”。
「この本はどこの古本屋に行ってもあるから、読みたくなったら買って読んだらまた売っちゃうんだよ」と、にこにこ。
自分の身の丈に合わせて生活することの安心感や「持ちモノを含めての自分」をしっかり把握しながら暮らしたい気持ちが、私にはよく理解できました。
私にはひっくり返ってもできないから、羨ましかった。
ゴアさんの本から始まり、みんなが少しづつ真剣に温暖化や環境破壊について行動を起こした2007。
たとえば、ハワイのビッグアイランド、宮崎の高千穂、屋久島の森、三重の伊勢神宮、CAのセドナ、もちろん近所にある川や海。
こんな地球になっちゃったけど、脈々とプラスイオンが溢れるように流れ出ている場所がまだまだ世界中にたくさんあるのはそれだけでとても感謝、感謝なことだと思います。
晦日、ココロゆくまで部屋の掃除をして、清々しい気持ちになってみると、実はパワースポットはここにあるのかも、なんて思うのです。どこかに行っても行かなくても結局は、全て、いま自分が立っている、ここから始まるのだと。