日帰り旅行 その2

日帰り温泉めぐり第二弾、四国松山の道後温泉へ。松山は個人的に思い入れの強い場所、小さい町なのに、お城、おいしい魚やお酒、温泉、陶器(砥部焼き)が一気に楽しめます。人はあったかいし大好きです。旅のお供は前回同様、MHちゃん。機内では、MHちゃんの「忌野清志郎、復活ライブ話」にすっかり引き込まれ、またまたしゃべり通しで(小声です)あっという間に到着。この人の静かで優しく熱い語り口にはいつも引き込まれてしまう。空港から道後温泉行きのバスに乗り「一番町」で途中下車、お昼ご飯を食べてから、温泉にゆっくりつかる予定。松山の中心地はJR松山駅周辺ではなく、松山城周辺の一番町という場所。お城のある街は、駅周辺ではなくお城周辺が栄えるのは定説のよう。11:00前に到着し、16:30の飛行機で帰るという”いつもの強行旅行”さあさ、短い時間でバッチリ美食&美湯を堪能しましょう。
今日のランチは、大街道にある「はまさく」。昔、有名な料亭だったのだそうで代替わりと同時にお店の場所もより庶民的な商店街の中に移転。白木のカウンターで頂くミニ懐石は親しみやすく家庭的な美味しさ。お昼は1600コースと3500円コースの二つ。写真は1600円コースです。自家製のちりめん山椒に悶絶、大満足♪
趣きがある日本建築、夏目漱石の坊ちゃんの舞台です。温泉周辺には”坊ちゃんとマドンナ”が笑顔を振りまいてる。観光客は一緒に写真撮影ができるよう。私とMHちゃんは「あの、坊ちゃん、あんまり賢そうじゃないね、マドンナもマドンナっていうより普通の隣のネエチャン?」意地悪な観光客です、はい。
昔、足を痛めた白鷺が岩の間から流れ出る湯に浸していたところ、傷は癒えて、飛び立って行くのを見て、村人が手を浸すと温かく、温泉であり、効能を確認したという伝説がある道後温泉。泉質は単純温泉とありました。湯の温度は高め。400円で入浴できるので近所のお年寄りがたくさん。皆さん、お元気そう。温泉のおかげかな。休憩場があって一風呂浴びたら浴衣でお茶を頂きます。なんかこの暖簾いいな。
お湯のみは、名物の砥部焼き。この茶托、理由はわからないけど背が高い。「こぼさない様に?運びやすいように?」。お茶請けは「温泉煎餅」。お砂糖で白鷺の絵柄や文字が書いてあってなかなか可愛い。温泉煎餅と言えば近くに「玉泉堂」というお店があって、とても有名です。この日は定休日でした。残念。
大街道にある「みよしの」のおはぎ。日本家屋でおばあちゃんと娘さんが今でも手作りでおはぎだけを売っています。たくさん作らないので午前中に行かないと売り切れちゃう。お店のおばあちゃんが元気そうで良かった!しっかり糊のきいた白い割烹着がまぶしかった。写真は5ヶ入り550円。つぶあんこしあん、海苔、ゴマ、きなこ。どれも小さくて上品な甘さ。帰宅し、ほうじ茶と共にゆっくり堪能。うーん、やっぱり最高!