三日月の夜

昨日はあるブランドのアーカイブショーの為、表参道へ。仕事が終わって大急ぎで駆けつけたけど、ショーは終わっており(大泣)。みなさん、樽酒(!)を片手にいい感じになっており(嬉)。「ちょっと、元気?」とKさんがやってきて大きな樽からお酒をついで渡してくれました。樽の香りが清々しくてとっても美味。ケータリングは見事に「和」。野菜スティック、煮物、小さめのおむすびさん等。竹やハランを器に見立ててみずみずしい。












デザイナーのMさんを始め、Kさん、Mさん、Yさん等等、諸オネエ様方々にも久々にお会いしおしゃれ泥棒させて頂き、ちょっとの時間だったけど、元気をもらいました。ここにいると私なんて「いろんな意味で」まだまだほんの「コムスメ」だと思うことしきり。










それから「和」の居酒屋さんへ。あのね、本当は教えたくないけど、教えます「ぼこい」というお店。頂いたのは、うどの酢味噌和え、こはだ、ポテトサラダ、竜田揚げ、タラの芽の天麩羅、柳がれいの焼き物。ビール中瓶1本、日本酒は酔仙をふたりで4合。春の旬のものってなんでこんなに美味しいんでしょう。四季があるって幸せです。お店の雰囲気もとっても気持ちがいい。頂いたお店の名刺は着物の似合う女将さん(推定80歳)の名前がフルネームで縦書き。もう一軒、馴染みの店をハシゴして帰り道、見上げれば、お月様、それも文字通り紙のようにペラリとした三日月。ちょっといいんじゃないのお。春の夜風をほっぺたに感じて思いました。「あたしって、ほんとにしあわせもんだ」と。これってお酒のせい?それでもいいのさ、しあわせなら。