いのちの洗濯ー宮崎県高千穂

宮崎県の高千穂を旅してきました。目的は、ちょっと大げさだけど、いのちの洗濯。高千穂は神話の神様達に縁の深い場所、数多くの神社、山々に囲まれ、豊かな水にも恵まれたスピリチュアルな場所。今回の旅の準備は、最小限の着替えとカメラ、そして日本の神話についての書物とできるだけミニマムに。山の中で深呼吸をいっぱいして、静かに古代の世界へ思いを馳せ、心穏やかに過ごすことができました。


宮崎空港から「特急にちりん」で延岡まで。そこからバスで高千穂まで、ざっと3時間の旅。やっぱり、遠いっ!となれば、旅のお供は、コレ(ビール)でしょ。6500円で空港から往復の特急、延岡ー高千穂間のバスが乗れる高千穂きっぷがお得。結構「鉄子」な私なのです。


アマテラスオオミカミという女性の神様が隠れてしまった岩戸があった山で有名な天岩戸(あまのいわど)神社とその周辺をお散歩。鳥居の近くに行くだけでヒノキのいい匂い。空気がとっても澄んでて静か。山は植物や土の匂いが濃くて、生命の息吹に溢れています。アマテラスオオミカミが隠れてしまった闇の世界をどうにかしようと神々が集まって相談したと言われる川原はとても気持ちがよくてずっとここにいたくなるくらい。身も心も浄化されるのが実感できました。

素朴なお土産やさんがちょこっとあります。街の人は皆、あったかくて親切。一日目にして、すっかり癒されました。