ちょっぴり、せつない

      

北海道の礼文島へ行ってきました。最北端の稚内からフェリーで2時間、日本最北限の礼文島。やはり結構、遠い。
礼文島といえば、北野センセイ!ドラマ「熱中時代」大好きだったなー。最終回で北野センセイが転勤で行ってしまう、とてつもなく遠い場所、それが礼文島。ずっとどんなところか行ってみたかった。
どんなに晴天でも、いつも海からの強い風が吹いてて、うみねこがたくさんいる小さな町でした。
帰りに港で熱烈なお見送りをしてくれた宿の皆さん、って言ってもこの中で宿の人は4人だけ。あとは全部お客さん。こうやって自分より早く帰る人を皆で見送るんが恒例らしいのです。
どんどん長く引っ張られる紙テープ、フェリーから写真が撮りやすいように寝転んで手を振る捨て身な姿に、まずは驚き、そのあとじーん。。。せつなくなった。中には赤ちゃんを抱っこしながら寝転ぶお母さんも。ずっと、ずっと、見えなくなるまで手を振ってくれてた。
この次は7月の花の時期に独り旅で山歩きしてみるのもいいな。爽やかな山の風に吹かれて孤独もちょっぴり味わえば、宿へ戻ってからのあったかいおもてなしに、きっと幸福感は倍増するはず。


礼文島 民宿なぎさ