気になるひと 《阿部好世》

         
           

古いものが好きです。モノを通じてその時代や持ち主の人生、暮らしを想像することはとてもロマンチック。そしてふたつとないとは言わないまでも、他のひととかち合わないというのも私にとっては重要な要素。
ガラス玉が付いたブレスレットやバロックパールのネックレス、珊瑚や天然石や銀のブローチ。特にアクセサリーは西洋のものも東洋のものもとても魅力的で美しいのはもちろん、高価でなくともストーリーが感じられるユニークなものが多数あります。

         

そして、こういったモノとの出会いは意外に偶然なんてない、いわゆる鼻の効くひとのもとへ必然的に集まるものというのが私の考え。
だから日ごろから出会うべく努力をするのも楽しいのです。
最近見つけたアンティークアクセサリーのオンラインサイト。阿部好世さんという人が経営していて、海外で買いつけたものの他、テイストはそのままに現代の日本の職人さんが手作りした新品もあるようです。
サイトや阿部さんのブログに漂う雰囲気から、直感的に「!」でした。
アンティークは実際に目で見て手にとって選ぶものと言う定義もあるでしょうが、信頼できる人からその人の世界観でモノを選ぶというのも面白いかもしれないと思います。そして何より居ながらにして手に入るというのは、自分の足で探すこととは全く違うけど、同じくらい魅力的です。

petite robe noire
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