嬉しい偶然≪パリにて≫

パリへ向かうTGVの中、このブログを見てくれているPETIT FREREから電話、バスク行きが叶わなかったことを伝えると「そんなことだろうと思ったんだよね、嵐があって街中停電みたいだから、よかったんじゃない?」とのこと。
そこまで大変だったと知り、知人の紹介で訪ねるはずだったバスクのご一家が気になります。
その後友人Yから、仕事で今パリにいることを知らせる携帯メール。ディナーの約束を取り付け、ちょっとづつやっと元気に。ボンマルシェで待ち合わせ、上から下までブラブラしその後、ホテルのコンシェルジュお勧めのオデオンにあるle Christineでディナー。ホテルから相当近かったのに私たち2名の方向感覚欠如ぶりを発揮し、多分倍の時間をかけお店へ到着。まずはビールでのどの渇きを癒してから、お料理をオーダー。


前菜;≪私≫フォアグラのパテと無花果のジャムのトースト乗せ
   ≪Y≫セップ茸のカルパッチョ
主菜;≪私≫お店のお勧めホタテのメニュー
   ≪Y≫うさぎ肉のクリーム煮
前菜は◎。主菜、私のは、かなり残念な感じ。お勧めのお魚は?と聞いたらこれを間髪入れずに薦められたけど、かなり中華料理的なオリエンタルな一皿。味のしっかりめな伝統的なフランスの家庭料理が好みの私には、どう考えてもこのきんちゃく包みに「????」。どうせだったら、この上等なホタテ、生でカルパッチョとかでくれたほうがよっぽど良いくらい。創作料理なんだね、きっと。
ま、アジアンティーク、そうこの単語、実は弟君より「アジアンヌとは言わないよ。まあ、言うならアジアティーク。わかるけどね。」とのご指摘。たしかボルドーで耳にした言葉だったんだけど。「あとね、前日の文章もmaisの後の、間違ってる。」いやん!そうだったと赤面。かなりへんてこでもフランス語ならこっちの人はちゃんとわかってくれる、まあパリは人によるけど田舎なんかは驚くほど、皆、親切!一度たりとも、嫌な気持ちになることはなくて、実はこれがボルドーで私が得た収穫でした。
話が逸れました。東洋人にはこの中華風メニューが一番とギャルソンの良かれと思ってのお勧めだったと解釈。もちろん、不味くはないんですけどね。Yのウサギちゃんは美味だったので最後は横取り(笑)。グラスビールから始まり、白の半ボトル、赤フルボトルと空け、デザートなしのまさに辛口オトナ飯。
メトロの駅で解散。なんだか別れ際が寂しいのと、アルコール摂取と方向感覚が無さで心もとないYの後姿が心配なのとで、こんなことなら無理やりでも泊まっていってもらうべきだったと思うのでした。

無事を知らせるYからの携帯メールを確認し、お風呂タイム。
このシャンプーとリンスおすすめ。アルガンオイルクランベリーも入ってて香り良し、しっとりサラサラ。
アルガンはヤギが木に登ってまで食べる美味しい栄養のある実で美容にも食用にもいいと本で読んだことがあります。このピュアオイルをモロッコのお土産で頂いたこともあって時々使ってるけど、かぶれや乾燥によく効くように思います、ただオイル単体だと独特の酸っぱいような香りがあまり心地良いとはいえないのが残念。
ソープはマルセイユの男の子のマークのもの。こちらではどこにでも売ってるお手ごろ価格もののでいろんな香りがあって楽しい。このピンクのボトルはフィグ(いちじく)の香り。そういえば翌日用に購入したダノンもフィグ入り、今日のディナーもフィグのジャム付きだった。この旅、何かとフィグ付いてる私です。



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