パリの朝市

Bon jour!
昨夜はパリ在住歴7年(いや、もっと?)の友人MOLLY(♀)のそのまたご友人(♀)のBD PARTYにお呼ばれしてたのに、体調悪くダウン。
翌日、オペラ座のBALLET公演でお会いしたそのBD GIRLによると「めっちゃ楽しかったですよ!BEAU GARCONもいたのに!」、うーん、這ってでも行くべきだったのかもしれない。夜ごはん抜きであったかいバスタブに浸かりゆっくり寝て、メデタく今朝は快調!単にグルメッティな毎日のせいで身体がびっくりしてるのでしょう。いいのいいの、びっくりしなさいな。買い物も興味ないわけじゃないけど、「本当にコレ要るのか?」と問いただされれば、90%は「要らないね」という結論が出てしまう今日このごろ。物欲なしとは言わないまでも見るもの聞くものみんな欲しい!の時期は終了したみたい。今は都度のごはんとお酒がおいしさえすれば、それでニコニコ。その代わり、大げさかな、たった一食でも「失敗」はできないのです!

たとえバゲットのサンドイッチひとつだって、ね。

今日は土曜日、朝市へ出かけます。
パリにはたくさんの朝市(マルシェ)があって、野菜やチーズはここ、日用品はここ、衣料はここ、家具や古道具はこことフランス人はそれぞれお得意があって、カートを押してその日に必要なものを必要な分だけ買うという話に強く興味をもったのはかつて読んだ大好きな戸塚真弓さんの本がきっかけ。雨の日であってもまるで愛しい人に会いに行くかのごとく心を弾ませて市場へ出向くというフレーズをいつも思い出し、まったく同感!
稲葉由紀子さんの本を参考にしたというある方のパリの市場めぐりのブログを見て、場所、商品の特色、地域や客態について事前勉強。今日はこちらへ行って見る事にしました。

暮らしのアート―素敵な毎日のために (中公文庫)

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パリの朝市ガイド―フランスの食卓が見えてくる

パリの朝市ガイド―フランスの食卓が見えてくる

《Président Wilsonのマルシェ》
水曜・土曜開催。メトロ9番のイエナ( Iena )か、一つ隣のアルマ・マルソー(Alma-Marceau)で下車。私はIENAから行きましたが出口にAvenue du Président Wilsonと書いてあるほうへ進めば上がって目の前が市場なので迷う心配なし!チーズ屋さん、はちみつとコンフィチュールのお店、魚屋さん、肉屋さん(なんとそれぞれ鶏屋サンと牛肉屋サン、豚屋さんに分かれている!)BIO(有機)の八百屋さんもあるし、全体的にお値段は市場にしては高めだといいますが時間がないならここ一件行けば気が済むはずです(笑)。
 
朝10:00くらいに行っても大丈夫、コトバがわかんなくても大丈夫。触って袋の自分で入れます。
 
あと、ちゃんとレシートもくれるので数字も確認できて安心。地元の人に混じって観光客も多いからでしょうか、組合で工夫しているのか政府が決めてるのか、何しろわかりやすいのは、いいことです。

始めはぎっしりだったショーケースも往復してくるとご覧の通り、もたもたしてるとすぐ売り切れちゃう!
 
(左)チーズ屋さんの2人のBEAU GARCONS、「写真なんてSuper Starみたいだね」と、にっこりんぐ。(右)あっさりBIOの八百屋さんは早くも店じまい。

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ポワラーヌの麻エコバック(これがまた超可愛い!グランメゾンの高価なバックよりなにより目がハート!)を提げて帰り道、Saint Sulpiceのカフェで満足感いっぱいでひとやすみ。

ほら、おばちゃん、私のDEMI(生ビール)羨ましい目で見てるから、はよオーダー取ったげて。乾いた空気ポカポカ陽気でビールがうまーいです。

おまけ
日曜日でSHOPPINGができず寂しい人はぜひ、市場へ!特にBIOで有名なラスパイユの市場は日曜日もやっているようです。次回は必ず行きたいな。
《Marché spécialisé biologique Raspail》
Boulevard Raspail
日曜日:9時〜15時 
Métro: Rennes

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後でわかったけど、BIO系朝市は他にもあったよ!
《Marché spécialisé biologique Brancusi》
Place Brancusi
土曜日:9時〜15時 
Métro : Gaité

《Marché spécialisé biologique Batignolles》
Terre-plein bd des Batignolles
土曜日:9時〜15時 Samedi de 9h à 15h
Métro : Rome ou Place Clichy