LOVE・長編

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江國香織の新しい長編、「左岸」。
「右岸」ってのもあってこちらは、辻仁成
アノ、「冷静と情熱の間」以来のこの二人のコラボ長編。
前作のコラボ、朝の通勤電車の中で読んで「ああ、なんかこのままどっかいっちゃおうっかなー」とか、「ミラノみたいに暗い冷たい雨降んないかなー♪」って車内見たら、同じ会社の人が私の顔と同じような呆けた顔してこの本読んでたのでひっそり笑った記憶があります。結構好きでした。あのアオイのいらいらさせられ加減が特に(笑)。
だから、かなり期待度大で、もう中身なんて見ずに買うでしょ的に、そりゃ買いましたけど。
感想は、「長ーい。」実際以上に長く感じちゃって、速読に切り替えたけど全然はかどらず、持て余しました、完全に。最後まで読みましたけど、「博多弁」も「主人公の茉莉ちゃん」も、なんだか、「えー、江國さんっぽくない...」という感じで、ファンとしてはちょっと退屈でした。
キラキラしたもの、なんか読みたいな、なんかありませんかね?最近のおすすめ本。