クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

平日深夜、TVを観ていたらやってたNHK TVドラマ、なんとなしに観ていたら途中で止められなくなりとうとうラストまで完観(こういうコトバ多分ないけど気持ち的にはぴったり)、時計の針は3:00AM。はー、やっちまった。
御巣鷹山の航空機墜落事故のスクープをめぐって地方新聞社とそれを取り巻く組織や政治のしがらみに翻弄されながらも新聞作りに命を懸ける男達の戦いと内面に抱える孤独が力強くリアルに描かれていて、「くー。熱いね、たまらんねー、企業戦士はこうありたいね、うんうん。」と、うなづきながらまたも号泣。
なんせ24年前が舞台だから、当然分煙化なんてされてなくてタバコの煙もくもくのオフィス、記者同士が上下関係無く言いたいことを怒鳴りあったり時には掴みあいの喧嘩になって周りの人が押さえ込んで止めたり。まさに男くささ150%全開!「あらま、新聞記者って。」とちょっぴり驚いたり感心したり。そういや昔、お見合いしたお相手が政治部の記者で「僕は時々、言ってやるんですよ、上司に。(アンタぁ、あのときの、あの安田講堂に立て篭もったときのアノ熱い思いはどこ行ったんだよー!)ってね。あはは」と酔って目を閉じたり開けたりしながら身体をゆらゆらさせて言ってたなあ(笑)。残念ながらご縁が無く再会はなかったけど(笑)。
なんて、それはさておき、
明日は事故からちょうど24年にあたる日だけに、航空機の安全や人の命についても考えさせられました。
題名は、”クライマーズ・ハイ”、なんだか、ぐいっと引き込まれてしまいました。




クライマーズ・ハイ [DVD]

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こちら、DVD。佐藤浩市、圧巻の演技です。大森南朋サンも出てます。←「ハゲタカ」以来ファンです♪にひ。TSUTAYAで借りてお家で改めてもう一回観ようっと。
同題名小説のTVドラマ化だと知り、原作をGET!
著者は「半落ち」の横山秀夫氏。期待できます!さあ、これから読むぞい。