朝起きて窓を開けるのが日課です。毎日寒いからとっても勇気がいるんだけど、寒い以上にとっても気持ちがいいのです。日曜日でほとんど車が走っていない、きりっと澄んだ空気。
栗のペーストをフランスのお土産で頂いたので、おいしい栗のパンを焼いてみました。パンを焼いたのは本当に久しぶり。生地をこねるのは陶芸の粘土をこねるのとてもよく似てる。なーんにも考えずひたすら生地をこねる。ざらっとした生地がどんどんつるつるになってなめらかになるのはなんとも嬉しい。そして発酵段階で二倍くらいに大きくなった生地をみるのは、もっと嬉しい。愛おしい気持ちにすらなってくる。オーブンから香ばしいパンのにおいがしてきて、あったかい幸せな冬の朝。淹れたてのコーヒーといっしょに。このパンにはやっぱりコーヒーなのです。かりっと、ふわふわのパン。今日もいい一日になりそうです。