MY KITCHEN

一日ばっちり仕事して、お腹ぺこぺこ、独りでちょっとおいしいものを食べたい時にぴったりのItarianをご紹介します。30席ほどのスペースをシェフとサービスの男性1名だけで切り盛りしています。オープンキッチンになってるからカウンターに座ればシェフの動きが全部丸見え。カウンターの独り客の相手を適度にしながら同時に複数のお皿を仕上げていくのを見るのは本当に面白くて、毎回シェフの動きに見入る私。
「Cさん、今日はどんな気分ですか?」とシェフ。
メニューの書いた黒板を目で追っていくと、春キャベツ、グリーンピース、ラム肉とか春らしい食材が。ここの素晴らしいところはメニューになくても出来るだけ希望に答えてくれようとするところ。前回は、ちょっと疲れてて「やさい、たべたい。でもラムも食べたい」って言ったら、クスクスと野菜たくさんの中にラムが少しだけっていうのがでて来て嬉しかったな。
「うーん。とりあえず、馬刺しくださーい。あと小さいビール。」
 
たまには違うものを食べようと思っても結局は行きつく「馬刺しのカルパッチョ」。お醤油で食べる馬刺し数々あれど、カルパッチョは珍しいはず。ここのカルパッチョを食べたら他のどんな馬刺しも興味なくなっちゃった!馬刺しにはお醤油よりオリーブオイルと美味しい塩のほうが合うと断然思います!ここでは必須アイテム。


何でも作りますよと涙がでそうなことを言ってくださるので「では、春を!」と言ったら出てきた「フレッシュのグリーンピースのバター煮」子供のころ、お皿で避けてたグリーンピースと同じはずなのに、生ってだけで全然違う。この季節だけ楽しめる春の味です。ワインはグラスなら一種類、ソアベをグラスで2杯。


「お、珍しいですね」と言われながら、今日はデザートも食べたくて手作りのバニラのアイスクリームとレモンのソルベを頂きました。
独りで行っても独りの気持ちにさせないあったかい家庭的なムード、ちょっと疲れた夜はここのご飯が恋しくなります。

Fregoli 03-5423-1225


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